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 神戸大病院(神戸市中央区楠町7)が7月にも、24時間体制で対応する「救命救急センター」を開設する方針であることが関係者への取材で分かった。神戸市内では3施設目で、同市や周辺で増える救急医療への需要に応え、現場を担う医療者の育成も目指す。すでに神戸市保健医療審議会で了承されており、6月の兵庫県医療審議会を経て、県から指定されれば開設が正式に決まる。

 救命救急センターは重症や重篤な患者を原則24時間体制で受け入れる施設。病床数や医師・看護師の数などで一定の基準を満たし、都道府県の指定を受ける必要がある。

 県内では県立尼崎総合医療センター(尼崎市)や神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)など10病院が指定を受けている。

 県保健医療計画によると、2025年に必要となる、救命救急病棟などを含む「高度急性期」の病床数は阪神北地域で264床、東播磨地域で308床不足すると予想している。

 こうしたデータなどを基に神戸大病院は神戸市や周辺地域の救急医療の需要が今後も膨らむと推察。これらの患者を受け入れ、質の高い医療を提供するため、従来の救急部を改組し、救命救急センターの整備を図る。計画では専用病床36床を用意し、医師17人と看護師98人が従事する予定という。

 同病院が神戸市の審議会に提出した資料によると、高度先進医療を提供し、教育機関でもある大学病院の特性を生かし、救急・総合診療を担う医師や医療者の育成にも力を入れるという。

 神戸市の担当者は「新たなセンターの設置が決まれば、神戸市を中心とした地域の持続可能な救急医療体制整備が進む」と期待する。(篠原拓真)

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