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設備などを見学する内覧会には県内の病院長や大学関係者ら約60人が参加した=神戸市中央区楠町7
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設備などを見学する内覧会には県内の病院長や大学関係者ら約60人が参加した=神戸市中央区楠町7

 神戸大医学部は、若手手術医を育成する新組織「臨床解剖トレーニングセンター」を立ち上げ、18日に開所式を行った。高度化している技術の習得を目指し、学生の実習とは別に学内外の若手医師らが献体された遺体で手術訓練する。

 神大によると、医学部では毎年、24体を100人超の学生による解剖実習に活用している。近年、腹腔鏡を使ったり、ロボットの支援を受けたりするなど手術が高度化。従来のように、動物の解剖や先輩医師の手術への立ち会いだけでは技術向上が困難になっているという。

 同センターは、こうした課題を解決しようと、学生の実習がない時期に年10回程度の解剖研修を実施。医師であれば誰でも受講でき、年200人程度を受け入れるという。

 スタッフは教員32人、事務職員1人、技術職員1人の計34人(兼務を含む)。厚生労働省の補助金などを使い、遺体冷凍庫や手術機器など約500点を約3500万円かけて解剖学実習室に整備した。9月にも研修を始めるという。

 センター長を務める仁田亮教授は「若手医師の訓練の場として、高度な医療技術を実際の人体を使って学べる仕組みができた。外科医らの育成拠点として貢献したい」と話した。(霍見真一郎)

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