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高橋政代氏
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高橋政代氏

 理化学研究所は31日、生命機能科学研究センター(神戸市中央区)の高橋政代プロジェクトリーダー(58)が同日付で退職すると発表した。高橋氏は2014年、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した網膜細胞を、世界で初めて目の難病患者に移植したチームなどを率いた。今後は再生医療を早期に実用化するため、神戸市内の企業を拠点に活動する。同センターにも客員研究員として関わる予定。

 理研によると、高橋氏の移籍先は、最高技術顧問を兼務する株式会社ビジョンケア(同市中央区)。再生医療の研究やコンサルティングなどを行っている。目の病気の研究から治療まで総合的に取り組む神戸アイセンター(同)内にあり、理研と同様、神戸医療産業都市を構成している。

 高橋氏は「理研との協力関係を継続しつつ、視覚障害を克服する医療開発に貢献できるよう、新しい医療の創出にまい進したい」とのコメントを出した。

 高橋氏が率いてきたチームは、失明の恐れがある「滲出型加齢黄斑変性」の患者に、患者自身や他人のiPS細胞から作った網膜細胞を移植する臨床研究に取り組んでいる。今後の研究に高橋氏がどのように携わるかについては、理研は「未定」としている。(篠原拓真)

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