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理化学研究所を退職した理由や、新天地での抱負について話す高橋政代氏=神戸市中央区港島南町2
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理化学研究所を退職した理由や、新天地での抱負について話す高橋政代氏=神戸市中央区港島南町2

 理化学研究所で人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した網膜細胞を移植する世界初の臨床研究に取り組み、先月31日付で退職した高橋政代氏(58)が5日、神戸市中央区の神戸アイセンターで取材に応じ、退職理由や新たに代表取締役社長に就任した株式会社ビジョンケア(同市中央区)の目指す方向性などを語った。(篠原拓真)

 -理研を退職し、兼務していたビジョンケアに移籍した理由は。

 「網膜関連治療の実用化を進めるために軸足を移した。研究を一般治療化するには、企業が治験を実施し、承認を得る必要がある。最短で治療開発をする研究に取り組みたい。そのために決心した」

 -なぜこの時期か。

 「理研のラボは定年退職とともに無くなる。私のラボが無くなる前に研究者らの受け皿を作らなければと考えた。理研の制度で会社役員と研究主宰者との兼任ができないと決まったこともある」

 -会社の目指す方向は。

 「神戸市立神戸アイセンター病院のサポートなどに携わってきたが、研究はこれから。理研のラボのスタッフが希望すれば移れるように整備し、ビジョンケアで橋渡し研究などを、アイセンター病院の研究センターで基礎研究を行うことを考えている。ビジョンケアでは治療全般について研究開発し、より良いものを生み出したい」

 -今後の予定は。

 「3カ月から半年ほどで事業計画などのめどを立てたい」

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