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 診療報酬加算のために厚生労働省への届け出が必要とされる「コンピューター断層撮影(CT)」などを専門的に読み取る放射線診断医について、兵庫県立西宮病院(西宮市六湛寺町)で2012年以降、届け出を怠っていたことが25日、同省近畿厚生局の調査で分かった。

 同病院側は「医師は適切に配置しており、手続き上のミスだった」としているが、届け出がない医師による診断でも診療報酬が加算されていたことが分かり、一部を返還する方針。

 放射線診断医は、放射線技師が撮影したCTや磁気共鳴画像装置(MRI)の画像を読み取り、主治医につなぐ役割がある。一定の経験か専門の資格が必要で、近畿厚生局に事前に届けていれば、診療報酬として「画像診断管理加算」が認められる。

 昨年2月の近畿厚生局の適時調査で、12年7月以降、放射線診断医のうち1人しか届け出をしておらず、無届けの医師2~3人による診断にも画像診断管理加算が付与されていたことが分かった。同病院は「以前の担当者が、医師1人の届け出だけでいいと勘違いしていたのかもしれない。今回の調査で初めて気づいた」とし、無届けだった医師2人の届け出を済ませた。

 無届けの医師2人の加算額は年約1千万円に上る見込みといい、同病院は社会保険診療報酬支払基金などへの返金手続きを進める。

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