新型コロナ重症者専用の病棟完成 神戸・中央市民病院
2020/10/23 06:00
新型コロナに対応するため新設された重症患者専用の病棟=神戸市中央区港島南町2(中央市民病院提供)
神戸市立医療センター中央市民病院の敷地内に、新型コロナウイルス感染症に対応する病棟(36床)が完成した。神戸市によると、重症者専用は全国初。
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本館西側の駐車場(約2千平方メートル)に新設した。平屋のプレハブ2棟で、集中治療室(ICU)機能を持つ個室などがある。人工心肺装置「ECMO(エクモ)」も1台置く。
事業費約11億円の全額を国からの交付金で賄う。施設の耐用年数は10年。11月9日に運用を始める予定。(初鹿野俊)
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