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 川崎重工業(神戸市中央区)は14日、産業用ガスタービンやガスエンジンなどのエネルギー事業について、神戸工場(同)と明石工場(明石市)に分散している設計、開発機能を神戸に集約する方針を明らかにした。統合・強化して海外の営業にも注力。2025年度に同事業の売上高を現在の3倍、3千億円にすることを目指す。(高見雄樹)

 川重は出力7千~3万キロワットの中小型ガスタービンを明石で、ガスエンジンを神戸で製造している。いずれも天然ガスを燃焼させ、多くは工場の自家発電設備として納入している。

 排熱を蒸気などに再利用する際はタービン、発電に特化する場合はエンジンが好まれるが、川重の販売先は重複することが多かった。これまで別々だった設計や見積もりなどの部門を統合し、数年内に部品の調達や製造部門の統合も目指す。

 明石ではタービンを性能試験後に分解して港に運び、再び組み立てていたが、統合後は神戸で性能試験をしてそのまま船で積み出すため効率運用が見込める。今年5月にもエネルギー事業全体の2割弱に当たる100人が明石から神戸に移る。

 電力需給が切迫している東南アジアでは自家発電設備の需要が拡大している。川重は世界の中小型エネルギー市場で存在感を高め、米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスに対抗する。

 ガスエンジンは、川重が創業時から神戸工場で手掛ける造船事業に関連し、船のエンジンをつくる技術から派生した。ガスタービンは明石工場で発展した航空機エンジンの技術を、産業用に転用した。このため、設計や製造部門が分かれたままだった。

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