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表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か割合減少。前期の配当は実績
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表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か割合減少。前期の配当は実績

 車載用ホースのニチリン(兵庫県姫路市)は15日、米国向けカーエアコン部品の新製品を、日系自動車メーカー3社に納入すると明らかにした。2019年に発売されるモデルから搭載され、当初は15億~20億円の売り上げを見込む。今年中に姫路市と米国、メキシコの3工場に計約6億円を投じて生産ラインを設ける。

 新製品はエアコン内部の熱交換器。環境規制の強化でエアコン用の冷媒が切り替わり、空調の効率が落ちるためそれを補う。当初はメーカー3社の6車種に搭載されるが、他のメーカーへの販路拡大などで5年後に30億円の売り上げを見込む。

 車のハンドル操作を支援するパワーステアリング装置が油圧から電動に移行し、主力のパワステホースは減少する見込み。それを補うため、同社は新製品の開発を進めていた。

 同日発表した16年12月期連結決算は、円高の影響を受けたが米国や中国事業が好調で、売上高、利益ともに4年連続で過去最高を更新した。17年は新製品関連の投資のほか、中国など海外工場の自動化を中心に29億円(前年比7割増)の設備投資を計画している。

 また、メキシコ工場の生産動向について、前田龍一社長は「現地の受注は順調なので、メキシコで対応できない分を2、3年かけて米国内の工場に移したい。トランプ米大統領の政策によって柔軟に対応する」と話した。(高見雄樹)

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