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 兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター(明石市)は16日、今春のイカナゴシンコ(稚魚)漁の漁況予報を発表した。漁獲量は、播磨灘が「平年および昨年を下回る」、大阪湾は「平年を下回り、昨年並み~昨年を下回る」とし、不漁予報とした。

 漁獲量の目安となる総産卵量を推定するため、2016年12月~今年1月、播磨灘沖の鹿ノ瀬水域で親魚を調査した。1回当たりの採集尾数は19尾と、前回(15年12月~16年1月、25尾)に届かず、卵を多く産む生後2年以上の魚の割合も2・6%と、前回(20%)を大きく下回った。総産卵量は、低値予測だった前回をさらに下回る恐れがあるという。

 漁の解禁日は、漁業者らが近く実施する試験操業の結果を基に決める。例年は2月末から3月上旬ごろ。今年1月下旬の稚魚の平均体長は、播磨灘が8・2ミリと前年同月と同程度。大阪湾は7・5ミリと、前年同月(5・5ミリ)より大きかった。

 近年の漁獲量は、09年(3300トン)を底に、11~15年は1~2万トンで推移。兵庫県水産課は「網おろしの時期が早すぎると不漁になる可能性が高い」とし、漁期についても「翌年の資源を少しでも増やすため、例年より短くするなどの対策を」と漁業者に呼び掛けている。(西井由比子)

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