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新卒採用に向けて開かれた合同説明会=1日、姫路市下寺町、姫路商工会議所(撮影・金 旻革)
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新卒採用に向けて開かれた合同説明会=1日、姫路市下寺町、姫路商工会議所(撮影・金 旻革)

 来春卒業予定の大学3年生らの採用に向けた主要企業の会社説明会が1日解禁され、就職活動が本格スタートした。採用日程は昨年と同じく面接などの選考は6月1日解禁で、学生の準備期間が3カ月の短期決戦となる。人手不足を背景に今年も学生優位の「売り手市場」が続き、大手に比べ知名度で劣る中小企業は学生に早く接触しようとインターンシップ(就業体験)を導入する例が大幅に増えている。

 この日、甲南大(神戸市東灘区)では6社1団体の説明会があり、延べ千人の学生が聞き入った。食品会社志望の女子学生(21)は「結婚や出産後も働き続けられる会社に入りたい」と意気込む。男子学生(21)は「企業の名前で選ぶのではなく、社風や雰囲気を研究して自分に合った会社を見つけたい」と話した。

 播磨地域の就職情報サイト「はりまっち」運営会社が姫路市で開いた合同説明会には約500人が参加。兵庫県立大の男子学生(21)は「売り手市場と言われても本当に就職できるのか不安。就活はつらいと先輩に聞いていたが、それを実感している」と話した。

 一方、工業炉メーカーの広(ひろ)築(ちく)(姫路市)は1月、ワンデーと呼ばれる1日型就業体験を2回開いた。水平器などの機材を用いながら社員と学生が一緒にピザ窯を製作。完成した窯でピザを焼いて味わい、交流を深めた。初開催に担当者は「事業に興味を持ってもらえた」と胸を張った。

 はりまっちの調べでは昨年12月~今年2月に117回の就業体験が開催された。前年の55回、2年前の28回から倍々で増えている。

 中途採用による人材確保も難しくなっており、葬儀会社の北神社(加古川市)などは新卒採用を開始。新卒生の争奪戦は一段と激しくなりそうだ。(長尾亮太、横田良平)

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