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 2017年春闘で兵庫県内企業の労働組合が月額基本給のベースアップ(ベア)とともに、「働き方改革」に向けた要求を打ち出している。有給休暇を取得しやくする制度創設や時短などを求め、仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を図りたい考えだ。(井垣和子)

 船舶用電子機器の古野電気(西宮市)は、産業別労組(産別)の電機連合の統一要求であるベア3千円を要求した。このほか、1時間単位で取得できる有休を累計で3日間から5日間に増やすほか、配偶者の転勤に帯同するための休職制度の新設を求めた。

 タイヤ国内2位の住友ゴム工業(神戸市中央区)は、4年ぶりにベア要求を見送った。「基本給の底上げはできた」として、今春闘ではワークライフバランスなどの推進を重視する。1日の所定労働時間を15分縮めて7時間45分にするほか、1時間単位で有休を取得できる新制度の獲得を目指す。

 00年以降、ベア要求を見送っている産業用ベルト大手のバンドー化学(神戸市中央区)は、手当の改善に力を入れる。家族手当の対象を配偶者、子どもだけでなく、健康保険組合への加入などを条件に60歳以上の父母に広げることを要求した。

 一方、鉄鋼や造船重機などの産別である基幹労連は隔年で2年分の賃上げを一括交渉。神戸製鋼所(神戸市中央区)、山陽特殊製鋼(姫路市)はいずれも16年にベア1500円で、17年は同千円でそれぞれ妥結した。

 基幹労連のうち、造船重機は業績や経営環境の変化などを踏まえ、各労組が16年から単年交渉に移行した。川崎重工業(神戸市中央区)は今春闘で、16年と同額のベア4千円を要求している。

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