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「おもてなしセレクション」に選ばれた赤米の米ぬかせっけんと野世英子さん=豊岡市但東町奥矢根
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「おもてなしセレクション」に選ばれた赤米の米ぬかせっけんと野世英子さん=豊岡市但東町奥矢根

 兵庫県豊岡市の稲作農家、野世(のせ)英子さん(45)がコウノトリ育む農法で育てた赤米で作る米ぬかせっけん「コメサボン」が、日本のおもてなし心の魅力を世界に伝える商品「おもてなしセレクション」に選ばれた。肌荒れに苦しんだ自らの体験を基に開発。「安全安心の日用品を必要とする多くの人に伝える機会を得られてうれしい」と喜ぶ。(辻本一好)

 同セレクションは「おもてなし」の世界ブランド化を目指すプロジェクト。博報堂などでつくる実行委員会が中心となり、2015年度から始めた。日本在住経験のある外国人らが選定した商品などの広報や流通を高島屋や日本郵便などの企業が支援する。

 17年度は4期に分けて選定商品を発表。今回は2期分で、425のエントリー商品から31商品を選定。コメサボンは兵庫から唯一選ばれた。

 野世さんは妊娠中に肌荒れに悩まされ、日用品に使われている化学物質と体の関係について調べるうち、昔の人が体を洗うのに使っていた米ぬかに興味を持つようになった。

 07年に自作した米ぬかせっけんで肌荒れが改善したため、さらに抗酸化作用などで注目される赤米で試作。「洗った後のしっとり感が違った」という。

 商品化するため「人、自然にやさしいお店moko」を09年に創業し、同時に赤米を生産するため就農した。13年に赤米せっけん「コメサボン」が完成し、道の駅など計30カ所の店舗とインターネットで赤米とともに販売している。

 選定商品は、国内のほか、中国・成都で7、8月にイベント販売を予定。外国人向け英語版ネットショップ「トーキョー・ウイークエンダー・ショップ」でも販売を計画する。

 野世さんは「豊岡のコウノトリもすめる農業と地域づくりのことも知ってもらいたい」と話している。

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