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レジャーなど体験型のカタログを贈り物として売り込む百貨店=神戸市中央区明石町、大丸神戸店
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レジャーなど体験型のカタログを贈り物として売り込む百貨店=神戸市中央区明石町、大丸神戸店

 モノより思い出を-。14日の母の日に「体験型プレゼント」が浸透してきている。普段の生活から離れられる「非日常」を求める母親が多く、兵庫県内では専門業者のほか、物販が主力の百貨店でもエステやレジャーなどのカタログギフトを陳列している。(井上太郎)

 大丸神戸店(神戸市中央区)が4月下旬から母の日向けに売り場を拡張してPRするのが、乗馬やパラグライダーなどアウトドア、エステ、クルージングなど種類別に分けたカタログギフトだ。贈られた側がプランを選べ、宿泊代込みで3万円前後のものもある。母の日のプレゼント代の予算は、日本生命の調べでは「3千~5千円未満」が最多。体験型ギフトは値がやや張るが、担当者は「娘さんがちゃっかり自分も一緒に行けるのを贈るケースが少なくない」という。

 日傘や花など母の日の定番商品も取りそろえながら、“コト消費”関連も手掛けるのはニーズが背景にある。大丸松坂屋百貨店が3月に全国の2万人(神戸は3千人)の母親に行ったアンケートでは「ふだんの家事を忘れてのんびり過ごしたい」との回答が1位だった。「無駄な買い物はしたくない若い世代にも興味を持ってもらえる」と話す。

 一方、兵庫県と大阪府内で楽しめる「体験型ギフト」を販売するマザーズエクスペリエンス(神戸市東灘区)でも、母の日需要が年々拡大。利用客数は取り扱いを始めた8年前の15倍に伸びた。

 5千円か1万円(いずれも税別)かを選べ、フェイシャルエステなど美容関連やダイビングなどのレジャーのほか、農業体験やボイストレーニングも人気という。大野陽平社長(34)は「物は満たされており、上質な時間を過ごすことに豊かさを感じる人が増えた」と話している。

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