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クラウドファンディングを利用する兵庫県内の事業者を紹介するウェブページ=大阪市北区大深町、ミュージックセキュリティーズ西日本支社
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クラウドファンディングを利用する兵庫県内の事業者を紹介するウェブページ=大阪市北区大深町、ミュージックセキュリティーズ西日本支社

 わが社のビジネスを応援してください-。兵庫県内の中小企業にクラウドファンディングが浸透してきた。インターネット上で、小口で不特定多数の個人から資金を集める仕組みに注目した自治体が、地域経済の活性化策として他府県に比べ積極的に支援しているためだ。金融機関も連携に乗りだし、相乗効果を生もうとしている。

 クラウドファンディングは、群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた造語。2011年の東日本大震災の被災地支援で注目を集めた。ベンチャー投資が育っていないとされる国内で、地方の意欲ある中小企業が資金を得やすくなる効果も期待されている。

 お金の募り方や還元の手法はさまざまだ。「キラリひょうごプロジェクト」は、事業者の売上高に応じて出資した人に分配金があり、「投資型」に分類される。業績が好調なら出したお金「元本」を上回る額が戻ってくる一方、逆もあり得る。事業者に満額のリターンを義務付けず、果敢な挑戦を後押しする。

 これに対し、そもそも見返りのない「寄付型」や、商品の購入で支援する「購入型」がある。複数を組み合わせるケースもある。さらに、元本と利子が返済される貸し付け(融資)型や、未上場企業の株式を購入する形態もある。

 インターネット上で気軽に参加できるとはいえ、投資家保護の観点も重要だ。金融監督を担う近畿財務局は「資金使途などの事業計画や運営会社が要求する手数料などについて、正確な情報提供が欠かせない」としている。(内田尚典)

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