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今後の酒造りについて思いを語る嘉納治郎右衛門社長(右)と嘉納毅人会長=神戸市東灘区御影本町1、菊正宗酒造(撮影・吉田敦史)
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今後の酒造りについて思いを語る嘉納治郎右衛門社長(右)と嘉納毅人会長=神戸市東灘区御影本町1、菊正宗酒造(撮影・吉田敦史)

 清酒大手の菊正宗酒造(神戸市東灘区)は26日、株主総会と取締役会を開き、嘉納毅人社長(73)が代表権のある会長となり、長男で副社長の逸人氏(42)が歴代当主が名乗ってきた嘉納治郎右衛門を襲名して新社長に就く人事を正式決定した。襲名は1972年以来、45年ぶり。社長交代は32年ぶり。同日、本社で記者会見を開き、治郎右衛門氏は昨年立ち上げた兵庫県内限定の新ブランド酒「百黙」を本年度中に米仏などで試験販売することを明らかにした。

 百黙は、清酒「菊正宗」の商標登録から130年ぶり、同社で2種類目のブランド。現在は県内の飲食店と小売店に限って販売している。試験販売は米仏とシンガポールの日本食レストランを中心に行い、2年以内の本格輸出を目指す。治郎右衛門氏は「菊正宗と百黙の2本柱で海外など新たな市場の拡大と定着に注力する」と抱負を語った。

 同社は1659(万治2)年創業。治郎右衛門氏は「伝統を重視する考えを自ら体現したい」と理由を話した。灘五郷では、神戸酒心館の安福武之助社長や櫻正宗の山邑太左衛門社長が当主の名を襲名している。(綱嶋葉名、井垣和子)

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