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「企業ドック」を始めた「こうべ企業の窓口」のメンバー=神戸市中央区相生町1
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「企業ドック」を始めた「こうべ企業の窓口」のメンバー=神戸市中央区相生町1

 企業の「健康状態」、診断します-。神戸商工会議所に登録する弁護士や税理士らの専門家有志が、経営の問題点を多角的に分析するサービス「企業ドック」に乗り出した。独自の“問診票”を用い、経営者が気づいていない課題をいち早く見つけて、早期解決を図る。100年続く企業の育成を目的に「神戸を『起業して良かった街』日本一に」と意気込む。(横田良平)

 中小企業支援に携わる団体「サムライ神戸ネットワーク」のメンバーが、2013年に設立した「こうべ企業の窓口」が始めた。人間ドックの企業版と位置づけ、喫緊の問題点がない“未病”の状態でも、定期的に相談してほしいとの思いを込めた。

 問診票は「資金繰り」「企業防衛」など5分野の計50問。経営者は各設問で優先順位を付けて取り組みたい項目をチェック。回答を基に、メンバーが面談で経営の現状を聞き取り、問題点を明確化する。

 「士業」と称される国家資格を持つ専門職は司法書士、社会保険労務士、税理士、公認会計士などさまざま。例えば不動産や商業登記を扱うのが司法書士で、雇用や年金関係をカバーするのは社労士と、担当の領域はそれぞれ異なる。

 一方、中小企業の経営課題は士業の領域を超えて多岐にわたり、経営者は「誰に、何を聞いたらいいか分からない」といった事態に陥りやすい。このため、面談では最低3士業のメンバーが同席し、専門性を生かした助言やほかの士業への橋渡しも担う。

 課題解決へのスケジュール作成まで無料相談に応じる。その後、課題にあった士業との個別対応に移る。「士業への相談はハードルが高い印象があるが、私たちの知識を経営に生かしてほしい」と、社労士の西川みさき代表幹事。「目指すは企業経営の総合病院。元気な企業を増やして、神戸を活性化したい」と話す。

 相談依頼は、こうべ企業の窓口TEL078・891・6115(support@kk-madoguchi.jp)

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