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好みの生地で注文できるユニユルクのワンピースと寄玉昌宏さん=加古川市加古川町寺家町
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好みの生地で注文できるユニユルクのワンピースと寄玉昌宏さん=加古川市加古川町寺家町

 介護衣料品を手掛けるシデカス(兵庫県加古川市)は、寝たままで着脱できる介護用ワンピースのセミオーダーによる製造を始めた。体形や介護状況に合ったサイズ調整と付属品を選択する。依頼者が持ち込む生地を使うため、お気に入りの柄や素材で作ることができる。同社代表の寄玉昌宏さん(32)は「シニアの多様なニーズに応えたい」と話す。(小尾絵生)

 同社は、介護する人も介護を受ける人にも負担が少なく、簡単に着たり脱いだりできるワンピース「ユニユルク」を開発し、販売してきた。寝たままで腕の曲げ伸ばしなどをせずに着脱できる構造と、縫いしろを外側にするなどして床擦れを抑えたのが特長だ。

 今回は、顧客が用意する生地をユニユルクに仕立てるサービスを始めた。同社はインターネットで注文を受けると、顧客に専用ケースを送付した上で、好みの生地(幅約1・1~1・2メートル、長さ約2・5メートル)をケースに入れて返送してもらう。同時に着用する人の肩幅や胴回り、身丈などのデータも提供してもらう。1着1万800円。脇や裾がはだけないようにボタンやひもを付けたり、首や肩の回りにフリルを付けたりするのは無料。

 当初は寝たきりの人を想定し、ユニユルクを開発したという寄玉さん。販売し始めると、少し動ける人から「脇の下が開くのが気になる」と指摘され、車いすの利用者からは「前裾がはだけやすい」との苦情があった。化学繊維アレルギーの人は綿素材を希望するなど、さまざまな意見を踏まえて改良を重ねてきたという。寄玉さんは「介護と一口に言っても、状況は人それぞれ。少しでも快適に着られる服を提供したい」と話している。

 シデカスTEL050・5278・6213

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