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関西空港と結ぶ船が発着する洲本港=洲本市海岸通1
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関西空港と結ぶ船が発着する洲本港=洲本市海岸通1

 旅客船運航会社「淡路ジェノバライン」(兵庫県淡路市岩屋)が準備を進めてきた洲本港(洲本市)-関西空港間の定期航路が、近く開設される見通しとなった。9日の運航開始を見込み、洲本市は8日に記念式典を開催。船は1日5往復、洲本-関空間を65分で結ぶ。同航路の開設は2007年以来10年ぶり。(西井由比子)

 同社とグループ関係にある「淡路関空ライン」(洲本市海岸通1)が運営する。旅客船事業の許認可をする国土交通省神戸運輸監理部による運航計画の承認を待ち、正式発表する。淡路ジェノバラインが岩屋港(淡路市)-明石港(明石市)の航路で使用している旅客船1隻を充てる。旅客のほか、自転車を積載できる。

 洲本港の始発は午前4時45分で、東京や香港に向かう関空の始発航空便に間に合うよう設定。関空発の始発は同6時40分。最終便は洲本発が午後6時5分、関空発が同7時40分。片道運賃は大人2800円、子ども1400円。

 淡路島-関空間は、洲本港のほか津名港(淡路市)にも定期航路があったが、不採算で休止となった経緯がある。洲本市などが出資する第三セクターによる「洲本パールライン」が明石海峡大橋を渡る高速バスとの競争に負け、07年3月に洲本-関空間の運航を休止して以来、航路はなくなっていた。

 しかし、近年は入国ビザの要件緩和や格安航空会社(LCC)の積極投資などを背景に、関西空港を利用する訪日外国人客が増加。効率的なアクセスが確保できれば島内に呼び込みやすくなると、観光関係者らを中心に航路復活を求める声が高まっていた。

 ただ、洲本港周辺はバスが不便で、レンタカーもない。観光客が洲本港に着いてからの各地への交通手段などに課題が残る。

 ジェノバラインは当初、今春の定期航路復活に向けて準備を進めてきたが、船員を確保できず、就航が遅れていた。

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