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兵庫県立工業技術センターが開発した世界初の天然ゴム3Dプリンター=神戸市須磨区行平町3、同センター
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兵庫県立工業技術センターが開発した世界初の天然ゴム3Dプリンター=神戸市須磨区行平町3、同センター

 兵庫県立工業技術センター(神戸市須磨区)は24日、天然ゴムで立体を作る世界初の「加硫ゴム3Dプリンター」を県内外の企業3社と共同開発したと発表した。内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に採択された3機種の一つで、個人の足型に合わせたランニングシューズの靴底を開発しながら、靴以外のゴム製品への活用を検討する。

 共同開発したのは、ゴム製品製造のシバタ工業(明石市)、ゴム添加剤製造の天満サブ化工(大阪市)、素材分析などの神戸工業試験場(播磨町)。金型を使用せず、3次元の設計データから直接、ゴム製品を成形し、複雑な造形の製品や多品種少量生産が可能になる。シリコンゴムなどを使った3Dプリンターはあったが、弾力性が高く成形しづらい天然ゴムでは初めて。

 ランニングシューズの靴底は、スマートフォンで撮影した足の写真や走り方を基にアシックス(神戸市中央区)と共同で製造する。同時に9月ごろから企業や大学に装置を使ってもらい、機械の改良を図る。

 SIPによる同プリンター開発では同センターと3社のほか、神戸大(同市灘区)とバンドー化学(同市中央区)を中心とするグループ、住友ゴム工業(同)中心のグループが、それぞれ取り組んでいる。

 今回の開発を記念したシンポジウムが8月23日午後1時から、同センターである。参加無料。申し込み締め切りは同11日。神戸大3Dスマートものづくり研究センターTEL078・803・5462

(塩津あかね)

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