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石光商事が発売した「お抹茶ボウル」=神戸市灘区岩屋南町
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石光商事が発売した「お抹茶ボウル」=神戸市灘区岩屋南町

 食品商社の石光商事(神戸市灘区)は、抹茶をたてるためのおわんと抹茶パウダー、茶せんのセット商品「お抹茶ボウル」を発売した。海外で抹茶人気が広がっていることから、欧米の有機食品販売店や日本食材店などに売り込む。また、訪日外国人観光客をターゲットに、国内各地の観光地でも販売を進めるという。

 セットのうち、おわん(直径11センチ、高さ6センチ)は和歌山の伝統工芸品「紀州漆器」の職人が塗り、色は5種類を用意。抹茶パウダーは鹿児島県産の有機栽培の茶葉を使い、冷水にも溶けやすい。茶せんで本格的に抹茶をたてられる。冷水でつくる場合は、ペットボトルに入れて振ると混ざりやすいという。

 商品には、日本語と英語の両方の説明書を付け、「少量のお湯を注ぎ、30秒間茶せんで混ぜる」「70度のお湯を60cc注ぎ、茶せんで泡立てるようにたてる」などと手順を解説している。

 コーヒーや食材の輸入が主力事業の同社が輸出商品を自主企画することは珍しい。欧州への食品輸出を増やそうと取り組む中で、ユズやワサビなど日本らしい食材が候補に挙がり、「茶の湯の用具も一緒に提供して日本文化も体験してもらっては」と抹茶に着目したという。

 販売促進の方法も工夫。学生と教員の半分を外国人が占める立命館アジア太平洋大学(大分県)で7月、構内の生活協同組合に取り扱ってもらい、試飲会も開いた。夏休み前に宣伝して、帰国時のお土産に選んでもらう狙いだ。

 担当者は「抹茶はビタミンCや食物繊維が豊富で、健康にも良い。会員制交流サイト(SNS)などを通じて評判が広がってほしい」と期待する。セット価格は1480円。抹茶パウダー(734円)のみでも販売する。同社子会社のユーエスフーズTEL03・5697・7390

(長尾亮太)

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