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協定書を交わす兵庫県立大の太田勲学長(左)とダイセルの札場操社長=姫路市網干区新在家、ダイセルイノベーション・パーク
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協定書を交わす兵庫県立大の太田勲学長(左)とダイセルの札場操社長=姫路市網干区新在家、ダイセルイノベーション・パーク

 兵庫県立大学は25日、化学メーカーのダイセル(大阪市)と包括連携協定を結び、姫路市内で調印式を行った。先端医療分野での共同研究や人材育成で協力関係を深め、革新的な技術を兵庫から世界に発信することを目指す。

 ダイセルは1908年に姫路市網干区で操業を始めた「日本セルロイド人造絹糸」が前身の一つで、現在も主力工場や研究所がある。県立大とは旧姫路工業大の時代から共同研究や講師の派遣などでつながりがあり、今回の協定締結で関係を一段と深化させる。

 県立大は大型放射光施設「スプリング8」がある播磨科学公園都市(たつの市など)と、スーパーコンピューター「京」がある神戸・ポートアイランドの両方に拠点を持ち、物質の構造解析などに強みがある。ダイセルが開発を進める極小ダイヤモンドや触媒を解析したり、シミュレーション技術を新たな医療用品の開発に役立てたりする。

 県立大はみなと銀行など二つの金融機関や丹波市など4自治体と同様の協定を結んでいるが、製造業とは初めて。ダイセルも大学と包括的な協定を結ぶのは初めてとなる。

 県立大の太田勲学長は「技術革新につながる成果を上げて、県内の他企業とも連携するモデルにしたい」。ダイセルの札場操社長は「(社内外の技術や知見を集めて新技術の開発につなげる)オープンイノベーションを加速させる」と意気込みを語った。(高見雄樹)

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