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酒だるを作る職人の伝統技能を見ることができる「樽酒マイスターファクトリー」の内覧会=神戸市東灘区魚崎西町1、菊正宗酒造
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酒だるを作る職人の伝統技能を見ることができる「樽酒マイスターファクトリー」の内覧会=神戸市東灘区魚崎西町1、菊正宗酒造

 日本酒大手の菊正宗酒造(神戸市東灘区)は4日、酒だる作りの見学施設「樽酒マイスターファクトリー」(同区魚崎西町1)を11月下旬に開設すると発表した。高齢化などで減少している樽職人の伝統技能に触れ、木の香りが引き立つ樽酒により親しんでもらう狙い。瓶詰め樽酒商品は同社がシェア75%を占め、さらなる売り上げ増を図る。

 酒樽の仕入れ先だったたつの市の業者が後継者難で廃業したため、菊正宗酒造が職人3人と設備を引き継ぎ、2013年から自社生産を始めた。

 この日、内覧会があり、5メートル以上ある竹を一気に割る作業やたが巻き、吉野杉の板を組む作業などが披露された。同ファクトリーは約580平方メートルで、旧酒蔵を1億円かけて改修。隣の同社酒造記念館の見学客のうち、午前と午後各先着20人を受け入れる。

 同社は同日、瓶詰め樽酒商品を本醸造酒から純米酒に切り替えたと発表した。清酒市場が低迷する中、さわやかな香りが受けて10年間で出荷量が6割増加。消費が伸びている純米酒を取り入れることで「売上高を早く現在の25%増の10億円にしたい」(嘉納治郎右衛門社長)としている。

 同社お客様相談室TEL078・854・1043

(井垣和子)

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