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エイチ・ツー・オーリテイリンググループとしての営業初日を控え、店幹部らを集めた朝礼であいさつする松下秀司店長(右奥)=1日午前、神戸市中央区小野柄通8
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エイチ・ツー・オーリテイリンググループとしての営業初日を控え、店幹部らを集めた朝礼であいさつする松下秀司店長(右奥)=1日午前、神戸市中央区小野柄通8

 そごう神戸店(神戸市中央区)が1日、そごう・西武を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングスから、阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング(大阪市)に譲渡された。売り場など外見上の変化はなく、セールなどでささやかに船出。屋号も当面は「そごう」のまま営業する計画で、店内で報道陣の取材に応じた松下秀司店長(60)は「阪神・淡路大震災を乗り越えて地域に根付いてきた店の歴史が途絶えるわけではない。商品力やイベント力など、阪急阪神百貨店の長所を積極的に取り入れていきたい」と話した(1面参照)。

 そごう神戸店の譲渡計画を巡っては、昨年10月に発表された当初案からそごう西神店(神戸市西区)を除き、西武高槻店(大阪府高槻市)との2店舗をH2Oが買い取る形で着地した。

 百貨店業界で経営統合ではなく店舗だけを切り離して引き継ぐ例は珍しい。屋号の切り替えや改装、建て替えについて、H2Oは顧客離れを防ぎ、新たな集客につながる時期と手法を慎重に見極める方針だ。

 「そごう」の看板を掲げたままH2Oが引き継いだ異例の初日は、同店が三宮に開店してから84年の節目。「お客さまが求めることを具現化するためにグループに入った。最大のチャンスだと、前向きに頑張ってほしい」。開店前の午前9時半、大半が留任した店幹部ら約30人を前に、松下店長が力を込めた。

 50年以上通うという神戸市西区の主婦小林喜美子さん(71)は「いずれそごうでなくなるのは寂しいが、より神戸らしいおしゃれな百貨店になってほしい」と話した。(井上太郎)

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