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 神戸製鋼所で昨年に続き、製品のデータ改ざんが発覚した。記者会見で販売先の公表を求められた神戸製鋼所幹部は「顧客との関係がある」と、約200社に及ぶとする納入先を明らかにするのをかたくなに拒んだ。なぜ、人を乗せる自動車などに使うアルミ製品について詳細を説明できないのか。安全性に関わる情報開示より取引先の利益を優先した形で、消費者軽視の批判は免れそうもない。

 「なぜ不正が分からなかったのか」「具体的な納入先はどこか」。昨年に続く不祥事に矢継ぎ早に質問が飛ぶが、梅原尚人副社長ら幹部は淡々とした様子を崩さない。

 「担当者がついついデータを書き換えた。やり出したら続いた」と組織ぐるみであることは認める一方、上層部からの指示については即座に否定。現場に責任を押しつける姿勢で、当事者意識の薄さを露呈した格好だ。

 データ改ざんは、一部では10年前から行われていた。ことし8月末に経営陣が不正を把握したにもかかわらず、発表が10月と遅れたことについても追及されたが、幹部は「まず個別の顧客に説明した」と質問をかわした。

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