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アルミ・銅製品の性能データ改ざんについて謝罪する神戸製鋼所の梅原尚人副社長(左)ら=8日午後
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アルミ・銅製品の性能データ改ざんについて謝罪する神戸製鋼所の梅原尚人副社長(左)ら=8日午後

 神戸製鋼所がアルミ製品の性能データ改ざんを発表後、初めての業務日となった10日朝、同社は川崎博也会長兼社長名で事態説明のメールを全社員に配信、社内の動揺を抑えるのに努めた。神戸市中央区の神戸本社では勤務後、退社する社員が「今月初めに法令順守に関する文書が社内ネットに出たばかりなのに」と無念の表情を浮かべた。

 午後6時前、JR灘駅方面に向かった30代の男性社員は「古い会社なので『体質』というのはあるのかも」と話した。関連会社の50代男性は、神鋼で製品検査部門に在籍したことがある。「納期や性能などお客さん(取引企業)からの年々高まる厳しい要求に応えるため、現場には葛藤があっただろうが、残念でならない。今度こそリセットしなければ」と悔やんだ。

 一方、兵庫県内の企業では、川崎重工業(神戸市中央区)と住友精密工業(尼崎市)が問題の製品を使っていたことが判明。航空機関連のメーカーが集まる県内でも影響が広がった。

 川崎重工業は、航空機の本体とエンジンの部品材料に使用。同社は詳細を明らかにしていないが、防衛省向けなら岐阜工場(岐阜県各務原市)、民間機向けなら名古屋第1工場(愛知県弥富市)などで使われたとみられる。エンジン部品は明石工場(明石市)と西神工場(神戸市西区)で生産している。

 航空機の脚部や産業用熱交換器に使っている住友精密工業は、現時点で安全性への影響は確認できず「対応を内部で検討中」とする。検査の改ざんについて「基準に合ったものが納入されていると信用していた。今後の対応も含めて当然きちんとしてほしい」と注文を付けた。(高見雄樹、横田良平、長尾亮太)

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