経済経済keizai

  • 印刷
神戸製鋼本社=神戸市中央区脇浜海岸通2
拡大
神戸製鋼本社=神戸市中央区脇浜海岸通2

 神戸製鋼所(神戸市中央区)が、子会社の神鋼不動産(同)の株式を売却する方針を固めたことが11日、分かった。アルミ製品のデータ改ざん問題で、自動車のリコール(無料の回収・修理)などに発展する恐れがあり、資産売却を進める。他に売却できる資産のリストアップも進める。

 株式の売却数は未定だが、売却額は数百億円になるとみられる。関西を中心に複数の不動産会社が興味を示している。

 神鋼はデータ改ざんが発覚する以前から、自動車や航空機向けに経営資源を集中投資するため、資産売却で約1千億円を捻出する方針だった。4月には有料老人ホーム運営の神鋼ケアライフ(神戸市中央区)株の約7割を、住友林業(東京)に譲渡している。データ改ざんで顧客離れが進む恐れがあり、遊休不動産などの売却を進める。

 神鋼は建設機械事業の不振で、2016年3月期から2年連続で純損益が赤字となった。今月末には神戸製鉄所の高炉を止め、鉄鉱石から鉄を取り出す工程を加古川製鉄所に集約するなど、巨額の設備投資も進めている。

 神鋼不動産は、1959年に太平ビルディングとして設立し、63年神鋼興産に名称変更。2002年に神鋼と合併し、05年に神鋼不動産として独立した。マンションブランド「ジークレフ」で知られる。神戸・阪神間を中心に事業展開し、17年3月期の売上高は190億円。純利益は25億円。(高見雄樹)

経済の最新
もっと見る

天気(10月18日)

  • 22℃
  • ---℃
  • 60%

  • 20℃
  • ---℃
  • 60%

  • 21℃
  • ---℃
  • 60%

  • 21℃
  • ---℃
  • 70%

お知らせ