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神鋼会見一問一答 「うみが出ていると感じる」

2017.10.26
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厳しい表情で質問を聞く神戸製鋼の川崎博也代表取締役会長兼社長(右)=26日午後、東京都千代田区大手町2

厳しい表情で質問を聞く神戸製鋼の川崎博也代表取締役会長兼社長(右)=26日午後、東京都千代田区大手町2

 神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長らの記者会見での一問一答は、次の通り。

 -昨年に続き、グループ企業で日本工業規格(JIS)の認証が取り消された。JISに対する経営陣の認識が甘いのでは。

 川崎博也会長兼社長「1年強で同じ事象が起きてしまい、ざんきの念に堪えない。反省すべきところだ」

 -昨年以来、社内教育はできていたのか。

 山本浩司常務執行役員「進めてきたが、道半ばだったと言わざるを得ない」

 -再発防止が進んでいない。

 川崎氏「部署を新設し、不適切行為の確認作業に入った。社内の自主点検で不正が見つかった。言葉が正しいか分からないが、うみが出ているというふうに感じている」

 「結果的には非常に申し訳ないが、まだ慰められる」

 -安全性検証で取引先に提出している生データは、改ざんされていないのか。

 山本氏「生データの改ざんはないという前提。システムに残るデータなどをもとに提供している」

 -リコール(無料の回収・修理)に発展する恐れは。

 川崎氏「今のところ自動車メーカーから『すぐに部品を交換しないといけない』という話はいただいてない、としか言えない」

 -取引先から問題製品の交換の請求は。

 川崎氏「(定期点検などで)交換が必要と一部の取引先から言われているが、業績への影響は現時点で見通せていない」

 -安全性の確認作業で負担をかけている顧客に対して何か。

 川崎氏「本当に、取引先の皆さまには申し訳ないと。その一言に尽きる」

 -過去1年分の安全性を確認すると言っているが、2年や3年前に出荷したものはどうなる。

 山本氏「1年よりも前のデータを提出してほしいという要望もある。真摯に対応する」(井上太郎)