ひょうご経済プラスTOP 経済 神鋼不正 川重、費用請求は「当然」 二輪車や航空機、新幹線で使用

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神鋼不正 川重、費用請求は「当然」 二輪車や航空機、新幹線で使用

2017.10.27
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 神戸製鋼所の検査データ改ざんなどを巡り、川崎重工業(神戸市中央区)は27日、自社の二輪車の車体部品に不適合品を使用していたことを明らかにした。製品の性能や安全性に影響はないという。

 東京都内であった中間決算説明会の席上、金花芳則社長が述べた。車体フレームなどにアルミ押し出し材を使っており、数量や期間は調査中。改ざん前後のデータを神戸製鋼から受け取り、性能や強度を計算して安全性を確かめている。

 川重の製品では、航空機と航空機エンジンの部品、JR東日本の新幹線の車体にも不適合品が使われたことが分かっている。

 金花社長は、部品交換やリコール(無料の回収・修理)などに伴う費用負担が発生した場合は「当然(神戸製鋼に)請求したい。中身を見て(判断する)ということになる」と言及。一連の不正については「同じ神戸の企業として非常に残念。あってはならない行為」と語った。(佐伯竜一)