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神戸空港搭乗者3千万人到達 開港11年8カ月で

2017.10.28
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神戸新聞NEXT

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3千万人目の搭乗者となり笑顔を見せる藤田百合さん(手前右)と柚希ちゃんら=28日午後、神戸市中央区、神戸空港(撮影・風斗雅博)

3千万人目の搭乗者となり笑顔を見せる藤田百合さん(手前右)と柚希ちゃんら=28日午後、神戸市中央区、神戸空港(撮影・風斗雅博)

 来年4月からの民営化を控えた神戸空港(神戸市中央区)で28日、搭乗者数が開港以来3千万人に達し、セレモニーが開かれた。2006年2月の開港以来、11年8カ月を要した。

 搭乗者数が1千万人に達したのは、開港の3年8カ月後の09年10月。その後、2千万人までは、経営破綻した日本航空の路線撤退などが響き、ペースダウンして4年3カ月かかった(14年1月)。その後、スカイマークの破綻の影響を受けたものの再建が進み、3千万人までには3年9カ月間と再びペースを上げた。

 15年度の搭乗者数は253万人で、市の開港前の需要予測にある434万人の6割にとどまった。採算の確保に向け就航各社が小型機に機体を見直したため、搭乗率は16年3月以降全ての月で7割を上回り、今年8月には過去最高の86・9%を記録した。神戸空港は、市と関西エアポート神戸が9月に結んだ運営権売却(コンセッション)の実施契約に基づき、来年4月からは同社が運営を担う。

 この日、3千万人目となったのは、長崎県への帰省で搭乗するという主婦の藤田百合さん(30)=西宮市。出発ロビーでのセレモニーでは、神戸空港ターミナルの松崎昭社長から認定証と記念品が贈られ、娘の柚希ちゃん(2)と一緒にくす玉を割って祝った。藤田さんは「電車ですぐに来られて便利なので年6回ほどの帰省でよく使う。節目の機会に搭乗できてうれしい」と笑顔だった。(井垣和子、長尾亮太)