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中小企業の悩みに大学生が解決策 神戸で「Mラボ」発表会

2017.10.28
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兵庫県内の中小企業が抱える課題の解決策を提案する大学生=28日午前、神戸市中央区東川崎町1(撮影・斎藤雅志)

兵庫県内の中小企業が抱える課題の解決策を提案する大学生=28日午前、神戸市中央区東川崎町1(撮影・斎藤雅志)

 大学生が中小企業の抱える経営課題の解決策を提案する「Mラボ課題解決ラボ」の発表会が28日、神戸ハーバーランドで開かれ、兵庫や京都、名古屋などの11大学20ゼミの学生約230人が参加した。グランプリには、駅ビルのカフェの活性化策を提案した甲南大経営学部の西村順二教授のゼミが輝いた。

 神戸新聞社と兵庫県などが主催し5回目。ゼミごとに学生たちは6月から企業を訪れ、社長から事業内容や課題を聞き取り、調査・研究を進めた。

 発表会で西村ゼミチームは、まねき食品(姫路市)が駅ビル内で直営するカフェの集客策にスイーツと酒類の提供を提案した。ビル利用者への聞き取り調査などでデータを集め、仕事帰りに寄り道する女性客が多い点に着目。「スイーツちょい飲みをPRして呼び込みを」と考案した。リーダーで3年の林優花さん(21)は「チームのやる気を上げる難しさと、団結力の大切さを学んだ」とうれし涙を流した。

 研究対象企業として参加した剣菱酒造(神戸市東灘区)の白樫政孝社長は「すぐに実行できる提案をもらった。とても刺激になった」と評価していた。(記事・井垣和子、撮影・斎藤雅志)

 グランプリ以外の成績は次の通り。(かっこ内は研究対象企業)

 2位=関西学院大・川端ゼミ(剣菱酒造)▽3位=京都大・若林ゼミ(大月真珠)▽審査員特別賞=甲南大・奥野ゼミ(吉田ピーナツ食品)