ひょうご経済プラスTOP 経済 神鋼製品、安全性確認は443社 全体の84%に

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神鋼製品、安全性確認は443社 全体の84%に

2017.11.01
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神戸製鋼所神戸本社=神戸市中央区脇浜海岸通2

神戸製鋼所神戸本社=神戸市中央区脇浜海岸通2

 神戸製鋼所は31日、検査データを改ざんした製品を納入していた525社のうち、ほぼ半数に当たる252社が顧客自らが製品の安全性を確認した、と発表した。初めて公表した26日から23社増えた。一定の安全性が確認されたのはこれで全体の84%となった。

 神戸製鋼が検査装置に残る改ざん前のデータなどを自動車メーカーはじめ顧客である納入先に提供。顧客がデータの照合や追加試験をして安全を確認した。

 顧客側が「当面は問題ない」と判断したのが90社。神戸製鋼が生データを照合し、安全性が確保されているとしたのが101社。こうした事実上の安全宣言ができたのは443社となり、全体に占める割合は84%で初回より2ポイント増えた。

 安全確認中は82社が残る。総数は初回から6社減ったが、このうち海外企業は1社減の25社。航空機や自動車などの海外大手向けを中心に、検証に時間がかかっているという。半導体端子用などさまざまな製品となる銅板は「流通経路が複雑」とし、38社のうち4社しか安全性が確認できていない。

 神戸製鋼秘書広報部は「今後もできるだけ定期的に確認状況を公表したい」としている。(高見雄樹)