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高級牛肉「三田牛」 高品質規格「廻」を創設

2017.11.01
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最高級の品質規格「廻」と同等の三田牛(三田市提供)

最高級の品質規格「廻」と同等の三田牛(三田市提供)

 高級牛肉「三田牛」のブランド力強化を目指し、兵庫県三田市内の畜産農家や流通業者らでつくる三田肉流通振興協議会は1日、最高級の品質規格「廻」を創設したと発表した。肉の色やきめ、霜降りの程度などで判断する。店頭で消費者に分かるように表示し、販路や消費の拡大を狙う。

 三田牛は、兵庫県産の黒毛和牛(但馬牛)を同協議会が指定する生産者が肥育。2007年に「地域団体商標」(地域ブランド)の認定を受けた。16年度時点で同市内では農家25戸が計1372頭を育てている。

 牛肉のランクは、食用に利用できる割合の多さや肉の色、霜降りの具合などを総合的に見て「A5」や「A4」などと判断される。同協議会によると、出荷される三田牛の半分程度が、新たに創設した「廻」の基準に当てはまるとみられる。

 同協議会の岸田正博会長は「将来的な世界進出も視野に、三田牛のおいしさを知ってもらうきっかけにしたい」と語る。(神谷千晶)