ひょうご経済プラスTOP 経済 働き方「私生活と調和を」 神戸のセミナーに90人

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働き方「私生活と調和を」 神戸のセミナーに90人

2017.11.02
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ワークライフバランスについて考えたセミナー=神戸市中央区

ワークライフバランスについて考えたセミナー=神戸市中央区

 働き方について考えてもらおうと、兵庫県中央労働センター(神戸市中央区)で1日、「ワーク・ライフ・バランスセミナー」が開かれた。県内企業の人事担当者ら約90人が参加し、私生活と仕事の調和の大切さを学んだ。

 ひょうご仕事と生活センターや神戸県民センターなどが主催。仕事にやりがいを持ち生産性も向上させつつ、私生活も充実させる働き方を実現しようと、5年前から開いている。

 セミナーでは、兵庫労働局の大野孝典・主任監察監督官が長時間労働の是正について講演。広告大手電通の女性社員が過労で自殺に追い込まれたことに端を発した違法残業事件を挙げ「日本の会社に根強い過重労働は解決しなければいけない。一人一人が仕事の効率化を推し進め、過労死をなくそう」と訴えた。

 ワークライフバランス推進の先進企業として、2014年度に同局から表彰された松田ポンプ製作所(宝塚市)の社員は、同社の取り組みを説明。これまで、労働時間を1日30分短縮したり、有給休暇の取得を促進したりしたことで、社員の仕事の効率が良くなったことを紹介した。「快適な仕事環境をつくることが、業績の向上にもつながる」などと話した。(杉山雅崇)