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ひょうごの在来種保存会 米国の農家と交流 姫路

2017.11.07
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栽培する野菜などについて語り合う米国の農家やひょうごの在来種保存会のメンバーら=姫路市新在家本町1、兵庫県立大

栽培する野菜などについて語り合う米国の農家やひょうごの在来種保存会のメンバーら=姫路市新在家本町1、兵庫県立大

 ひょうごの在来種保存会(兵庫県姫路市)と、米国の小規模農家らの交流会が6日、姫路市の兵庫県立大学環境人間学部で開かれた。同会が保存に取り組む県内各地の野菜や豆を使った料理を味わいながら農業について語り合い、栽培する農作物の種を交換した。

 参加したのは、米国ポートランド市近郊の農家やシェフ、写真家ら5人。日本の農業や食の状況を知ろうと10月31日から兵庫を訪れ、農家やノリ生産者らと交流している。

 交流会では保存会が豆腐づくりを実演。もち大豆のみそ汁や、ツルクビカボチャのサラダ、黒枝豆、おにぎりなどをふるまい昼食を取りながら意見交換した。

 米国側からは有機栽培や食品製造を手掛けながらレストランや小売店と連携する地産地消型の小規模農家がオレゴン州など米国西部で増えていることなどを紹介。保存会の農家らは野菜などの種採り作業や販売について説明した。保存会側からはトウガラシやゴマなど、米国側からはレタス、ホウレンソウなどの種をそれぞれ提供して交換した。

 ポートランド近郊の1・2ヘクタールで約50種類の野菜栽培やブタ飼育などを行う女性農家、リリー・トバさん(32)は「兵庫に来て畑の風景の美しさに感動した。日本のホームセンターには米国で見かけない小さな道具や機械があって実に興味深い」と話していた。(辻本一好)