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神鋼問題受け神商議会頭「副会頭引き続き担って」

2017.11.07
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記者会見する神戸商工会議所の家次恒会頭(中央)=神戸市中央区港島中町6、神戸商工会議所

記者会見する神戸商工会議所の家次恒会頭(中央)=神戸市中央区港島中町6、神戸商工会議所

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長)は6日の定例会見で、神戸製鋼所(神戸市中央区)の検査データ改ざん問題に関し、森地高文副会頭(神戸製鋼所顧問、神鋼商事社長)に「引き続き(副会頭の)責を担っていただきたい」と述べた。

 家次会頭はデータ改ざんについて「会社の信用に加えて日本のものづくりの技術力、信頼の根本を揺るがす」と懸念を示した。

 その上で「神戸製鋼は地元経済の代表格で、さまざまな役割を担っている。(神商議の役職と)今回の問題とは質が違う」とした。

 会員企業から取引への影響などの相談はいまのところないといい、家次会頭は「問題の全容解明と合わせて注視する」と語った。

 森地副会頭は昨年11月、家次会頭とともに就任。この日、定例会見には同席せず、同日の常議員会で混乱を陳謝し、原因究明と再発防止に努めると説明した。

 会見ではほかに、家次会頭が2年目の課題として中小企業の事業承継支援や来年20年となる神戸医療産業都市の発展を挙げた。また、来春民営化する神戸空港の規制緩和を「関西全体で手続きを踏んで議論したい」と述べた。(内田尚典)