ひょうご経済プラスTOP 経済 「温泉むすめ」で“萌える”有馬 キャラ商品続々

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「温泉むすめ」で“萌える”有馬 キャラ商品続々

2017.12.16
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温泉むすめのキャラクター商品を手にする商店主ら=いずれも神戸市北区有馬町

温泉むすめのキャラクター商品を手にする商店主ら=いずれも神戸市北区有馬町

温泉むすめのキャラクターが描かれた枕を手にする弓削次郎さん

温泉むすめのキャラクターが描かれた枕を手にする弓削次郎さん

温泉むすめのキャラクターが描かれた抱き枕

温泉むすめのキャラクターが描かれた抱き枕

温泉むすめのキャラクターがパッケージに描かれた炭酸せんべい

温泉むすめのキャラクターがパッケージに描かれた炭酸せんべい

温泉むすめのキャラクターがラベルに描かれたサイダー

温泉むすめのキャラクターがラベルに描かれたサイダー

 全国各地の温泉旅館で働く女性キャラクターがトップアイドルを目指すアニメプロジェクト「温泉むすめ」が、有馬温泉で盛り上がりを見せている。国内外のアニメファンを呼び込もうと、観光協会の有志がキャラクター商品を発売し、協会もキャラを特別観光大使に任命して後押しする。16日には、日本のアニメや地域資源を海外に発信する内閣府のクールジャパン推進会議が神戸で開かれ、取り組みが注目されそうだ。

 温泉むすめは今年3月に始まった。東京の会社が運営し、道後(愛媛県)や登別(北海道)など国内の温泉地に萌え系キャラクター1人を割り当てている。イラスト作家と若手声優がペアとなって1人のキャラを担当し、これまでに65人のキャラが登場している。

 既に楽曲や小説への展開を始め、ゲーム化が決まっている。海外で高く評価される日本のアニメと、地域資源である温泉を結び付け、地元経済にお金が落ちる仕組みを目指す。

 有馬はプロジェクトで唯一、有馬輪花、楓花の姉妹2人がキャラクターとなっている。5月にこのプロジェクトを知った有馬の若手経営者らが、地域で盛り上げようと関連グッズの企画を始めた。

 炭酸せんべいの「三ツ森」は、姉妹を描いたオリジナルパッケージの3箱入り商品(千円)を発売。サイダーの「有馬炭酸力」は、2人が歌う曲名から名付けた青春サイダー(200ミリリットル入り、420円)を売り出した。有馬を走る電動三輪車のレンタカーも、9台のうち1台の車体にキャラを描いた。

 旅館では特別プランも登場した。「元湯龍泉閣」は、部屋に用意された姉妹の絵入りオリジナル枕カバーを持ち帰ることができる。プラン開始からの2カ月間で約30人が利用した。2人の誕生日とされる来年2月に向けて、予約が増えそうだという。

 有馬温泉観光協会で温泉むすめの企画を進める弓削次郎さん(45)=三ツ森常務=は「熱心なファンは気に入ったキャラの商品を確実に買ってくれる。新たな関連商品の企画を呼びかけ、ファンの満足度を高めたい」と話している。(高見雄樹)