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神戸ビーフ偽装 全農が調査報告 11年秋から不正

2017.12.27
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偽装を謝罪する(左から)JA全農兵庫の曽輪佳彦本部長とJA全農の安田忠孝常務理事=神戸市中央区海岸通、兵庫県農業会館

偽装を謝罪する(左から)JA全農兵庫の曽輪佳彦本部長とJA全農の安田忠孝常務理事=神戸市中央区海岸通、兵庫県農業会館

 全国農業協同組合連合会兵庫県本部(JA全農兵庫、神戸市中央区)の直営レストラン「神戸プレジール本店」で、神戸ビーフと偽って異なる商品を提供していた問題で、調査委員会は27日、偽装は2011年10月から今年10月15日まで行われていたとする報告書を発表した。「神戸ビーフフィレ」と偽って客に提供された「但馬牛フィレ」は推計で約950キロ、約9500食分に相当するとした。

 同委員会は同店の運営を料理長に任せきりで調理現場がブラックボックス化していたことや県本部による管理体制や内部通報制度などに問題があったとして、改善を提言した。

 会見でJA全農兵庫の曽輪佳彦本部長は「お客さまに多大なご迷惑をかけ、生産者関係者が築きあげた神戸牛、但馬牛のブランドを傷つけたことを深くおわびします」と謝罪。今回の提言を踏まえた再発防止と法令遵守態勢の強化を誓った。(辻本一好)