ひょうご経済プラスTOP 経済 震災挟んで37年 三宮ターミナルホテル営業終了

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震災挟んで37年 三宮ターミナルホテル営業終了

2017.12.31
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元従業員らが別れを惜しんだ、三宮ターミナルホテルの閉館セレモニー=31日午後、神戸市中央区雲井通8(撮影・大山伸一郎)

元従業員らが別れを惜しんだ、三宮ターミナルホテルの閉館セレモニー=31日午後、神戸市中央区雲井通8(撮影・大山伸一郎)

 JR三ノ宮駅に直結する「三宮ターミナルホテル」が31日、営業を終えた。ホテルが入るビルの建て替えに伴うもので、完成後はJR西日本系列の別ブランドのホテルが入る見通し。阪神・淡路大震災を挟んで、約37年間掲げてきた看板を下ろす。

 神戸ポートアイランド博覧会の開催に合わせて1981年3月に開業。地上11階建てビルの6~10階に190室がある。神戸市営地下鉄西神・山手線の三宮延伸などでターミナル機能が高まる中、観光客や出張客に親しまれた。95年1月の震災で宿泊客123人は全員無事だったが、建物が一部損壊。改修して同年10月に営業を再開した。

 31日夕の式典では、森田茂総支配人(61)が「皆さんに支えていただいた」と謝辞を述べ、「残念だが、未来に夢を託したい」と語った。最後に従業員ら約20人が整列し、静かにシャッターを下ろした。

 老舗の六甲山ホテル(神戸市灘区)も同日、営業を終えた。阪急阪神ホテルズ(大阪市)から買い取った八光自動車工業(同)が改装し、2018年夏以降に再オープンする予定。(井上太郎)