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プレゼント専用の文具シリーズ 神戸の会社が発売

2018.01.10
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プレゼント用の箱(手前)に詰めるノートを手にするデザイニングパワーの佐藤孝紀社長=神戸市中央区新港町

プレゼント用の箱(手前)に詰めるノートを手にするデザイニングパワーの佐藤孝紀社長=神戸市中央区新港町

 文具の企画販売を手掛けるデザイニングパワー(神戸市中央区)は、プレゼント専用の文具シリーズを発売した。佐藤孝紀社長(58)=兵庫県芦屋市=は15年前に経営していた会社が倒産し、失意の中での経験を基に、気軽に感謝の気持ちを伝える手段として考案。春の異動シーズンを前に、同僚へのお礼などの需要を開拓する。

 文具はA7、A6判のメモとA5、A4判のノートの計4種類。いずれも1枚ずつ剥がして使えるタイプで、白と黒が基調のシンプルなデザイン。「Xavie(グザヴィエ)」のブランド名で、これらを4種類のギフトケースに詰め合わせて販売する。

 価格は、A7のメモ2冊セットが620円、A7とA6の計3冊セットが1100円、A7~A4の計5冊セットが2900円(いずれも税別)。自社のほか通信販売大手フェリシモのサイトでネット販売する。雑貨店などにも販路を広げる。

 佐藤さんは1988年、芦屋市に自動車ホイールの販売会社を設立。10年で売上高23億円までに成長したが、銀行の貸し渋りもあり倒産した。失意の中で四国遍路を歩くと、道々で「お接待」を受けた。「笑顔と感謝が自分には足りなかった」と感じたのが、再起業の原点だ。トラック運転手などを経て2016年、現在の会社を設立した。

 「ネット社会だからこそ、感謝を表す手軽なギフトが人と人をつなぐのかもしれない」と、佐藤さん。10日朝には西宮神社の福男選びで長男が一番福を手にしたといい、自分も負けずに「地元の兵庫・神戸から販路を開拓したい」と意気込む。(高見雄樹)