ひょうご経済プラスTOP 経済 北海道産コンブ不足 フジッコ関連商品、実質値上げへ

経済

北海道産コンブ不足 フジッコ関連商品、実質値上げへ

2018.02.09
  • 印刷
3月から従来品に比べ内容量を約2%の2グラム減らす「ふじっ子煮 ごま昆布カップ」(フジッコ提供)

3月から従来品に比べ内容量を約2%の2グラム減らす「ふじっ子煮 ごま昆布カップ」(フジッコ提供)

3月から2%強の9円値上げする「海藻料理 こんぶ巻(8本)」(フジッコ提供)

3月から2%強の9円値上げする「海藻料理 こんぶ巻(8本)」(フジッコ提供)

 フジッコ(神戸市中央区)は3月1日から、昆布関連商品37種類について内容量を削減し、2012年以来6年ぶりに実質値上げする。北海道産コンブの収穫量減少が続いているため。

 人気の「ふじっ子煮」シリーズは税別価格227円を据え置く一方、67~87グラムだった内容量を最大4%程度削減。「だし昆布」は容量を最大で14%減らす。一方、「海藻料理 こんぶ巻(8本)」は量を変えずに、価格を9円引き上げて350円(税別)にする。

 同社によると、2010年に2万トンあった北海道産コンブの収穫量は、17年には32%減の1万3500トンまで落ち込んでいる。資源量の減少や高齢化に伴う漁師不足などが理由で、仕入れ値の上昇に歯止めがかからないという。同社は「今後も需給改善の見通しが立たず、生産や物流の効率化でも吸収しきれない」としている。(井上太郎)