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山陽特殊製鋼がインドで子会社 関連会社株を取得

2018.02.09
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インドの関連会社を子会社化することについて、スライドを使って説明する山陽特殊製鋼の樋口眞哉社長(左)と、高橋幸三取締役常務執行役員=大阪市中央区北浜1

インドの関連会社を子会社化することについて、スライドを使って説明する山陽特殊製鋼の樋口眞哉社長(左)と、高橋幸三取締役常務執行役員=大阪市中央区北浜1

 山陽特殊製鋼(兵庫県姫路市)は9日、インドの持ち分法適用関連会社の株式を追加取得し、子会社化すると発表した。現地での鉄鋼や特殊鋼の需要の高まりを見越し、日系を含む自動車大手などのニーズに対応する。

 子会社化するのは、インドの「マヒンドラ山陽特殊鋼」。山特鋼は2012年から同国で合弁事業を始め、主に品質改善や生産性向上などの技術支援を行ってきた。「マヒンドラ-」の鋼材の清浄度は同国内トップクラスと高品質になり、日系メーカー向けの販売比率も拡大しているという。

 現地の親会社から25億円で株式を取得し、保有比率を51%まで引き上げる。山特鋼にとって姫路本社以外で初の特殊鋼の一貫製造・販売子会社になる。「マヒンドラ-」の売上高を17年3月期の約155億円から、数年後に220億円程度まで引き上げたいという。

 山特鋼によると、インドの年間特殊鋼需要は自動車市場での拡大が見込まれ、16年の400万トンから30年には1千万トンにまで拡大する見通し。大阪市内で記者会見した樋口真哉社長は「インドで品質と競争力ナンバーワンの特殊鋼メーカーにしたい」と語った。(横田良平)