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111年間ありがとう ヤマトヤシキ姫路店が閉店

2018.02.28
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ヤマトヤシキ姫路店の営業終了を見届けようと集まった人たち=28日午後6時24分、姫路市二階町(撮影・小林良多)

ヤマトヤシキ姫路店の営業終了を見届けようと集まった人たち=28日午後6時24分、姫路市二階町(撮影・小林良多)

ヤマトヤシキ姫路店の営業終了を見届けようと集まった市民たち=28日午後6時9分、姫路市二階町(撮影・小林良多)

ヤマトヤシキ姫路店の営業終了を見届けようと集まった市民たち=28日午後6時9分、姫路市二階町(撮影・小林良多)

 前身から数えて111年の歴史を誇る老舗百貨店のヤマトヤシキ姫路店(兵庫県姫路市二階町)が28日、営業を終えた。最終日は常連客やセール目当ての人たちでにぎわった同店。午後6時20分ごろ、従業員が玄関に勢ぞろいして深々と頭を下げた後、静かにシャッターが下ろされた。

 ヤマトヤシキは1906(明治39)年に洋品雑貨商「米田まけん堂」として創業。業績は92年をピークに下落し、2015年に私的整理の「事業再生ADR」が成立した。投資ファンドの主導で再建を進め、免税店大手からも資金調達して大幅改装したが、顧客離れを止められなかった。

 老朽化した姫路店の店舗は建て替えるが、具体的な再建方法は明らかになっていない。今後は経営資源を加古川店に集約。同店はヤマトヤシキを主要株主とする新会社が運営し、従業員は140人を予定する。

 一方、阪神・淡路大震災後の95年10月に開業したJR三ノ宮駅直結の商業施設「三宮オーパ」も、28日で営業を終えた。(井上太郎)