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神戸ものづくり職人大学 最後の卒業生15人巣立ち

2018.03.09
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神戸ものづくり職人大学の卒業証書を受け取る受講生=神戸市中央区中山手通3

神戸ものづくり職人大学の卒業証書を受け取る受講生=神戸市中央区中山手通3

 地場産業の後継者を育成する神戸市と業界の事業「神戸ものづくり職人大学」の卒業式がこのほど、神戸市中央区の体験型施設「北野工房のまち」で開かれた。最終年度となり、最後の卒業生15人が、社会で活躍することを誓った。

 神戸洋服と神戸靴、神戸洋家具の3分野で、若者を3年かけプロに育てる。2000年の事業開始から126人を輩出したが、卒業生を受け入れる事業所の減少、講師となる職人の高齢化などを受けて終了する。

 式典では、学長を務める久元喜造市長が「大学は使命を終えるが、市は3業界の販路拡大やブランド力向上に尽くしたい」とあいさつ。神戸洋服の職人で卒業生の伊東亮祐さん(28)は「顧客と接しながら技を磨き続けたい」と話した。

 同施設では14日まで、卒業生の作品展が開かれる。入場無料。(長尾亮太)