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Iot導入支援強化 神商議、中小製造業対象に

2018.04.26
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神戸商工会議所で昨年10月にあったIotセミナー(神商議提供)

神戸商工会議所で昨年10月にあったIotセミナー(神商議提供)

 神戸商工会議所などは、中小製造業を対象に、IoT(モノのインターネット)導入支援を強化する。自動車部品メーカーの旭鉄工(愛知県碧南市)が生産の効率化を目指して開発した製造ライン遠隔監視システムを紹介し、導入費用を補助。導入企業は約4カ月にわたって助言を受ける。神商議として初の事業で、4社程度を募集する。

 神商議は、昨年3月と10月にIoT講座を開き、延べ100人が参加した。中小企業は生産性向上への関心は高いが、システム導入後の定着に技術面で困難が伴うとみられることから、資金支援に加え、現場まで踏み込んだ助言で成功事例を目指す。

 同社の遠隔監視システムは、自社の業務効率化に大きく貢献。現場の稼働状況をスマートフォンやタブレット端末で確認できるのが特長で、古い製造ラインにも対応でき、配線工事なども不要という。関連コンサルティング会社のアイスマートテクノロジーズ(同)を通じて供給している。

 標準的な料金は、通信機器などの初期費用10万円、月額使用料3万9800円、個別コンサル料1回10万円、交通費など。今回の事業では、総額の約半分を神商議と共催の新産業創造研究機構(NIRO、神戸市中央区)が負担する。

 導入に関心がある企業向けの説明会を5月10日午後2時から、神商議で開く。アイスマート社の担当者が講演し、NIROの担当者が行政の補助金について説明する。定員15人(先着順)。神商議産業部TEL078・303・5806(内田尚典)