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ワールド 営業利益3年で3倍 18年3月期

2018.05.16
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表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

2018年3月期の連結決算を発表するワールドの上山健二社長=大阪市中央区備後町2、綿業会館

2018年3月期の連結決算を発表するワールドの上山健二社長=大阪市中央区備後町2、綿業会館

 アパレル大手のワールド(神戸市中央区、非上場)が15日発表した2018年3月期連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示すコア営業利益が3年連続で増加。同期を最終年度とする3カ年の経営計画の取り組みにより、15年3月期から3倍に伸びた。

 売り上げの8割以上を占めるアパレル販売のブランド事業で、既存店売上高が前期比を2%下回るなどし減収。不採算の5ブランドの廃止や定価販売を増やし、コア営業利益率は向上した。業績改善に伴う法人税の負担増で、純利益は減益だった。

 15年5月に発表した経営計画では、ブランドや直営店舗数の見直し、営業利益100億円突破などを掲げた。18年3月期末時点で、直営店は65ブランド2411店、コア営業利益は約160億円となり、計画を達成した。

 また、21年3月期を最終年度とする新たな経営計画も発表。投資事業やデジタル事業を強化し、ブランド事業への依存度を下げる。大阪市内で会見した上山健二社長は「この3年の構造改革を基盤にして、さらに事業領域を拡大したい」と話した。(中務庸子)