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ダイエー三宮店、100席の飲食スペースが誕生へ

2018.06.09
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現在、1階で展開しているワインのテイスティングバー=神戸市中央区雲井通6

現在、1階で展開しているワインのテイスティングバー=神戸市中央区雲井通6

 ダイエー神戸三宮店(神戸市中央区)1階に、6月下旬にも100席規模の飲食スペースが誕生する。購入した商品をアルコール類と一緒に味わえ、その場で焼いたステーキなども食べられる。駅に近い立地を生かし、仕事帰りなどに“食べに行きたい”スーパーを目指すという。同種の業態はJR大阪駅前など各地で広がり始めており、三宮エリアでは最大規模となる。

 同店は3年前、1階と地下1、2階を食品に特化した新業態「フードスタイルストア」に刷新。1階には豊富な種類のワインとそれに合う食材を、地下1、2階は総菜や生鮮食品をそろえた。イートインコーナーは1階に4カ所計約40席、地下1階に約30席設けたが、夕方以降に混雑が常態化。特にコーナーが点在する1階は「使いにくい」との声が上がっていた。

 今回の改装では、1階中央に約60席のイートインコーナーを増設する。ワインだけでなく、地ビールや灘五郷の日本酒なども提供し、鉄板を設置して焼きたてのステーキも販売。オードブルなども充実させる。5月末には先行して売り場を見直し、1階にグラノーラやドライフルーツ、チョコレートなどの量り売りコーナーを導入。地下は地元産の野菜や魚介を充実させた。

 食材や総菜売り場にその場で食べられるスペースを併設する店舗としては、イオンリテール(千葉市)が昨夏、神戸ハーバーランドで「イオンスタイルumie(ウミエ)」を開設。今年4月にはJR大阪駅のファッションビル「ルクア大阪」に「ルクアフードホール」が開業している。

 ダイエーの担当者は「商品の魅力を向上させながら、気軽に立ち寄って食事も楽しめる空間を提供していきたい」としている。(三島大一郎)