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神明 多収穫種の米、全量契約栽培 滋賀の業者と

2018.06.21
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 米穀卸大手の神明(神戸市中央区)は20日、多収穫品種の食用米「大粒ダイヤ」の作付けを自社の契約農家に限ることで、種苗を管理する「トオツカ種苗園芸」(滋賀県草津市)と合意した、と発表した。神明が収穫米の集荷や販売も担う。米価の高値傾向が続く中、相場に左右されにくい食用米を確保する狙い。

 大粒ダイヤは2014年に品種登録。倒れにくく、病気にも強く育てやすいという。味はコシヒカリに似て粒の大きさは約1・2倍、収量は約1・5倍。主に外食や、弁当や総菜などの「中食」業界で使われる。18年産は全国で約200ヘクタール、玄米換算で約1500トン分が作付けされている。

 19年産分から、トオツカ種苗園芸が全てのもみ種を神明の契約栽培農家に提供。神明が収穫米の集荷、販売を担い、契約農家を増やして約400ヘクタールの作付けを目指す。(山路 進)