ひょうご経済プラスTOP 経済 神戸港貿易、輸入3年ぶり過去最高 18年上半期

経済

神戸港貿易、輸入3年ぶり過去最高 18年上半期

2018.07.20
  • 印刷
神戸港のコンテナ岸壁=神戸市中央区、ポートアイランド2期

神戸港のコンテナ岸壁=神戸市中央区、ポートアイランド2期

 神戸税関が19日発表した2018年上半期(1~6月)の神戸港貿易概況は、輸入が前年比7・8%増の1兆7109億円と、統計を取り始めた1979年以来で最高だった。世界的な好景気を背景に、欧州からたばこや非鉄金属、アジアから医薬品が伸び、全体をけん引した。

 これまで最高だった15年上半期の輸入額1兆6529億円を、3年ぶりに更新した。たばこの増加額がイタリアからだけで537億円に上り、その大部分を加熱式が占めた。医薬品もシンガポールを中心に22・2%伸び、半期として最高を更新。リチウムイオン電池の材料となるコバルトなど非鉄金属も大幅に伸びた。

 輸出も、リチウムイオン電池の材料となる無機化合物や非鉄金属が米国など向けに伸び、過去最高を更新した。自動車の部分品がベトナムや中国向けに、発電設備に用いるガスタービンの部分品がインドネシアなど向けにそれぞれ伸びた。

 同日発表した6月分のみの輸出入総額も前年比6・3%増の8054億円と、同月として過去最高だった。輸出は8・5%増の5266億円、輸入は2・3%増の2788億円だった。(長尾亮太)