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中国大手空調メーカー 神戸・六甲アイに研究拠点

2018.08.07
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 兵庫県と神戸市は7日、中国の大手空調メーカー「奥克斯(AUX=オックス)空調」が、神戸・六甲アイランドに研究開発拠点を設けると発表した。家庭用エアコンで中国3位といい、同国以外での研究拠点は初めて。兵庫など関西を中心に技術者を採用し、より高い技術が必要な業務用の品質向上などにつなげる。

 同社の完全子会社「AUX日本研究所」が16日付で施設を開設する。場所は、P&Gジャパンの旧本社だった「アジア・ワン・センター」。現在、国内外の企業支援拠点として利用されており、10階の一部(約560平方メートル)に入居する。

 新拠点は、エアコンなど家電製品の設計・研究を行い、小規模の実験室を置くという。当初は数人を配置し、3年で30人、5年で100人程度に増やす。県と同市から外資系企業向けの補助を受ける。

 AUXは中国の大手家電グループ。2017年の売上高は649億元(約1兆500億円)、従業員約2万人。奥克斯空調は、同グループで、家庭・業務用エアコンを製造販売。中国や東南アジアで売り上げを伸ばし、同年の売上高は200億元(約3200億円)だった。(佐伯竜一)