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長寿命など好評、無電極ランプ 神戸の商社「コタニ」受注急増

2018.08.17
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無電極ランプを手にするコタニの小谷哲也社長。左にあるのはLED照明=神戸市中央区浜辺通2

無電極ランプを手にするコタニの小谷哲也社長。左にあるのはLED照明=神戸市中央区浜辺通2

 工業用資材商社のコタニ(神戸市中央区)が取り扱っている「無電極ランプ」が好調だ。電極がないので発光ダイオード(LED)照明よりも寿命が長く、水銀灯と比べても省エネルギー性能が高い上、目に優しい光が人気の要因という。工場向けの受注が伸び、売り上げが2年で10倍に増えた。

 無電極ランプは、電球内のコイルに高周波電流を流すなどして光を出す。一方向を照らすLED照明に比べて発光面積が広く、明るく感じられることも特長。国際条約に基づき、水銀灯の製造や輸出入が2020年から規制されることで、注目が高まっている。

 同社は13年から、中国の世界最大手メーカーの同ランプを販売。15年9月期の売り上げは約300万円だったが、17年9月期に約3千万円にまで拡大した。LED照明をまぶしく感じる顧客からの代替需要も出始めているという。

 小谷哲也社長(56)は「明かりの質を理解してもらい、倉庫や検査の現場にも使ってもらいたい」と話す。(大島光貴)